治療コラム
人相学は的中しない?歯並びと歯の大きさについて
2015.09.07
1分でわかる!
この記事のまとめ
- 人相学の歴史とコミュニケーションにおける重要性
- 大きい前歯(門歯)のコンプレックスと真の原因
- 個性を活かす矯正治療と前向きな捉え方
人相学は、占いではなく学問?
人相学の起源は古く、紀元前から東洋西洋限らず広く研究されています。それだけ歴史があるものですから、信頼と実績があるということでしょうか。でも、さすがに顔のパーツ一つで性格やら性癖、運勢まで決められてしまっては、敵わない気がします。「鼻の穴の大きな人は浪費家である」なんて記述を見てしまうと、つい知人の顔を思い浮かべたりして、そうかなぁ…と首を傾げたくなります。
見た目の印象が第一という教え
ただ、顔の印象というものがコミュニケーションに影響するのは納得できます。面接での合否は一秒で決まるなんて格言があるほど。身だしなみや雰囲気はとても重要なものですね。顔色の良い・悪いから始まり、唇が血色の良い人、瞳が澄んでいる人なんて、やはり良い印象を持ちます。
前歯が大きいのがコンプレックス
人相学では歯は全体的に小さ目のほうが良いようです。さらに、その中で比率として門歯(もんし)が大きい人はお金がたまりやすいなど吉運のよう。門歯とは上前歯のことで、この門歯が大きいのがコンプレックスで「ビーバ―のようでイヤ!」「出っ歯に見えるから小さくしたい…」など矯正を考える方も多いと思います。
大きい前歯は、誰のせい?
最近、前歯の大きい子供が増えた気がすると聞きますが、歯の大きさに対して顎が小さくなっているのが原因のひとつです。生え揃ったとき前歯がひときわ大きく感じるのは、両サイドの歯が最初に生えた前歯にスペースをとられて、後退して生えている可能性があります。矯正することで、整列されバランスがよくなり、気にならないように整えることができます。
個性を活かすような矯正を
多少大きくても小動物のようで愛らしく、チャームポイントになる女子力が高い歯ともいえます。ただ、コンプレックスだと塞ぎ込むのではなく、自ら個性として輝かせることができる可能性があることも忘れてはいけないですね。
日本人の歯は、そもそも大き目
縄文人と弥生人を比べると、今の日本人の原型になった弥生人の方が歯は大き目だそう。歯が大きいのは幼児の時に栄養がいきわたっていた証拠でもあります。なるほど、前歯が大きいと福運が強いという人相学の教えはここにあるのでしょうか?親からもらったせっかくの前歯。あまり悲観せず、気軽に矯正歯科医にご相談ください。
いかがでしたでしょうか?少しでも前歯の並び方が気になるようであれば舌側矯正(裏側矯正)を検討してみてはいかがでしょうか。
今野 裕一
Yuichi Konno
銀座HINA矯正歯科 院長
日本矯正歯科学会認定医・歯学博士として、これまで数多くの裏側矯正・難症例と向き合ってきました。「矯正治療はどこでしても同じ」ではありません。大切なのは「どこに、どのように歯を並べるか」です。当院では精密な分析をもとに、お顔の変化まで見据えた質の高い治療を提供しています。歯並びのコンプレックスを解消し、生涯健やかに笑える喜びを実感していただきたい。まだ信頼できるドクターに出会えていない方は、ぜひ一度ご相談ください。