治療コラム
歯が美しいと人生得をする?歯科矯正して人気になった有名人。
2015.07.11
1分でわかる!
この記事のまとめ
- 歯並びがもたらす清潔感と好印象
- 日本独自の「八重歯」信仰と世界とのギャップ
- 八重歯の正体は「悪い歯並び」
- 歯科医としての見解
先日、あるガムの広告を見かけました。『ガムを噛んでイライラを解消しよう!』といった内容だったと思います。もちろんガムにも興味はありますが、それよりも気になったのは、NONSTYLEの井上祐介さんがキャラクターに起用されていたことです。
どんなにイラッとしても嫌われない?「ブサイク界のイケメン!」人気のヒミツ
じつは、井上さん。歯並びがとてもキレイなのです。
井上さんはブサイクを芸風にしていて「ブサイク界のイケメン!」がキャッチフレーズだそうですが、このフレーズはとても面白いと思っています。
井上さんの笑顔には、歯並びが良いため爽やかさがあり、これが勘違いイケメンをネタにしても嫌われない理由の一つではないかと思います。
デビュー当時から歯並びが美しく、歯ならびがとてもイケメンなのです。
昔の写真と今の写真が驚くほど違う
俳優さんやアイドルの方は、売れてくるとかならず矯正します。顔の美醜を売りにしていない芸人さんも同じ。
時に汚れ役を買ってでなければいけない芸人さんこそ、清潔感や知的な雰囲気は必要なのかもしれません。
矯正しても八重歯を残すアイドル
日本の女性アイドルといえば、むかしから八重歯がチャームポイントの一つです。最近ではわざわざ八重歯を入れるアイドルもいます。元AKBの板野友美さんは写真によって八重歯があったりなかったりします。
八重歯=かわいい 日本独自の価値観
現在こそ少なくなったものの、八重歯がかわいいと感じている日本人はいます。人の好みがありますから、間違いではありませんが、世界的にはいいイメージはありません。似たような例に「すきっ歯」があります。ヨーロッパの国の中には、上の前歯の中央に隙間があることが、よいとされ「幸運の窓」みたいな言われ方をしています。雑誌のモデルさんにもいらっしゃり、目が留まった記憶があります。ところかわれば・・・ですが、地域によって面白い特色がありますね。
そもそも八重歯とは?
日本人は顎の骨格が小さく歯がキレイに収まりきらない傾向があります。一般的に、乳歯から永久歯に変わる際に、歯は、前歯から順番に生え、3番目の犬歯(八重歯)をとばして4番目の歯が生えると犬歯が生える場所が狭く頬側にずれて生えます。頬側にズレて生えれば下の歯と噛み合わなくなり、削れることなく犬歯は尖ったまま残ります。これが八重歯の正体です。
最近の流行りは“付け八重歯”
矯正治療の相談時、「この八重歯は残してほしい」という要望が稀にあります。もちろんそのようなことはしませんが、説得するのに一苦労することがあります。前にも述べたように、人の価値観ですから全否定もできません。ただ、正常な咬み合わせではないと知ってもらいます。
自然に生えてきた八重歯は、悪い歯並びの産物です。中国や欧米では八重歯を嫌う傾向にありますが、日本人は八重歯をカワイイものとしてとらえるようです。歯を矯正すれば、八重歯の尖りは下の歯と噛み合い、やがて削れて無くなります。そこで、八重歯だけ差し歯にするなどの方法をとり、笑顔にちょっとしたアクセントをつけるわけです。
今野 裕一
Yuichi Konno
銀座HINA矯正歯科 院長
日本矯正歯科学会認定医・歯学博士として、これまで数多くの裏側矯正・難症例と向き合ってきました。「矯正治療はどこでしても同じ」ではありません。大切なのは「どこに、どのように歯を並べるか」です。当院では精密な分析をもとに、お顔の変化まで見据えた質の高い治療を提供しています。歯並びのコンプレックスを解消し、生涯健やかに笑える喜びを実感していただきたい。まだ信頼できるドクターに出会えていない方は、ぜひ一度ご相談ください。