院長のカルテ
妊娠で大切な事
2014.03.05
以前、妊娠にまつわるお口の健康についてお話ししましたが、今回は「妊娠すると歯がボロボロになる」「母乳が虫歯を作る」という都市伝説の真相と、お口の健康を支える大切な栄養素についてご紹介します。
かつては栄養やケアへの関心が薄かったこともあり、そうした噂がまことしやかに信じられていましたが、現代では必要な栄養をしっかりと摂り、毎日のケアを徹底することで、お口の病気は十分に予防できることが分かっています。健康な歯と歯茎を保つためには、丁寧な歯磨きという外側からのケアはもちろん、内側からきちんと栄養を補給することも同じくらい大切です。
特に妊娠中、お腹のお子様とお母様の両方に嬉しいメリットをもたらす代表的な栄養素がいくつかあります。まず「タンパク質」はお子様の歯の土台を作る材料となり、お母様の肌のハリやツヤを高めてくれます。歯の石灰化を促す「カルシウム」は、お母様の丈夫な骨をつくり、情緒の安定や不眠予防にもつながる心強い味方です。さらに、エナメル質の土台を仕上げる「ビタミンA」は肌の潤いを守って小じわを防ぎ、歯茎のコラーゲン修復を助ける「ビタミンC」はシミを防いで透明感のある肌へと導きます。そして、カルシウムの代謝をコントロールする「ビタミンD」が、これらの吸収を力強くサポートしてくれます。
このように、お子様の健やかな発育のために必要な栄養素は、お母様の美しさを保つための優れた美容成分でもあります。未来のお子様のため、そしてご自身の綺麗のためにも、ぜひ日々のバランスの良い食生活を意識してみてくださいね。
今野 裕一
Yuichi Konno
銀座HINA矯正歯科 院長
日本矯正歯科学会認定医・歯学博士として、これまで数多くの裏側矯正・難症例と向き合ってきました。「矯正治療はどこでしても同じ」ではありません。大切なのは「どこに、どのように歯を並べるか」です。当院では精密な分析をもとに、お顔の変化まで見据えた質の高い治療を提供しています。歯並びのコンプレックスを解消し、生涯健やかに笑える喜びを実感していただきたい。まだ信頼できるドクターに出会えていない方は、ぜひ一度ご相談ください。